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オリンピックな日々北京バージョン・・・その3 生中継力 [にっき]

朝顔の観察日記を書いている娘。
言わずと知れた夏休みの宿題である。
ここにきてやっとこ片付けにかかっている。
しかし夏休みもあとわずかになってからやろうとするから、
ここ1週間ばかり朝顔が咲かなくて、ちょっと焦っていた。
で、今日咲いているのに気づいてあわてて描いている訳である。
いや、これで宿題がひとつ片付く・・・(ってまだ残ってる)。

で、色鉛筆で朝顔の絵の色をぬっていた娘が突然、
「赤がない[exclamation×2][exclamation×2]」ち騒ぎ始めた、
じゃぁ、こっちの赤鉛筆使えば・・・と他の箱から出して渡すと
そうじゃないとい言う。
「死んじゃったおじいちゃんからもらった色鉛筆だから
 なくしたくないの[exclamation×2][たらーっ(汗)]」と大騒ぎなのである。

そっか、そういえば彼女の使ってる12色の色鉛筆。
亡くなった父が孫に買ってあげたものだっけと、
ちょっとキュンとなったkomadamuです。
そういう気持ちって大切だよね。

気持ちって大切だと思う・・・


それにしても星野ジャパンは残念でしたね。
皆さんきっと、いまごろ悔し涙にくれてるだろうなぁ・・・
みんな坊主になっちゃうんじゃないだろうか、
もう五分刈りと言わずツルツルに・・・心配である。

・・・これまたオリンピックを見ていてことあるごとに思ってた。
勿論、気持ちだけじゃ勝てない。
鍛錬とか根性とか辛抱とか技術とか運とかなくちゃ勝てない。
でもその大元には、挑む人間の気持ちがあってこそなのだと思う。
でも気持ちだけじゃ勝てないのも現実。
積み重ねてきたものとそして運、それらのどれか一つでも欠ければ
いやいや、全部そろっていたって相手が強ければ
スルッとメダルは逃げていく。

だから勝ったときの喜びもひとしおだし、悔しさもひとしおなんだろうなぁ。
そして勝手も負けても受け止めた気持ちが
その後の人生や運命を変えていくんだろうなぁ・・・と
草原兄さん(ちりとてちんのネ!)じゃぁないけれど、
それがしんどい・・・それがオモロい・・・っと
しみじみ感じながら、今日も観戦している。
もう明日で終っちゃうんだなぁ・・・オリンピック。


もうほとんどの競技はメダルの行き先が決まっていて、
今日はシンクロやサッカー、野球とかあったし、
あと明日の決勝は陸上や男子マラソン。
バスケやボクシング、新体操、ハンドボール、
水球にバレーボールといったところが残ってるのかな。
もう日本がメダルに関われるのかも・・・と淡い期待が持てるのって、
マラソンぐらい?(いまシンクロが放送されてるけど・・・どうなるのかな)

ともあれ、オリンピックも終盤になってこのところ、
ちょっと疲れ気味だったんですが、21日はホント疲れました。
(いや、見ているだけだから贅沢な贅沢な疲れなんですが)
なにしろ普段はリモコンもってチャンネルを
パタパタ変える夫に文句を言っているわたしが、
ことの気ばかりは、リモコンを奪い取って、
総合と教育テレビをパタパタと切り替えていた。
きっと日本中が盛り上がったんじゃぁないか・・・(大げさか)
女子サッカーと女子ソフトボールの試合。

ナデシコジャパン、頑張っていましたね。
やっぱりドイツは頑丈で強かったけど、
でも4位ですもの。すっごい健闘ですよね。
しかもすっごい格好よかったッス。

そして女子ソフトボール。
よかったよかった金メダル。
もう日本中に女の子のファンができたんじゃぁないだろうか、上野投手(笑)。
そしてホームランを打った山田さん。
あの喜ぶ様はもう女を超えていました(笑)。
そう女子ソフトの試合もすごいですよね。

サッカーや野球って女の子のスポーツってイメージ、
薄いじゃないですか。
なのにオピンピックを見ていると、そのアグレッシブなプレーや
きびきびしたスローイング、ピッチャーの投球は、
男子に引けを取らない素晴らしい動きでしたね。
(勿論、他の競技もそうなんですが)
女子ソフトの選手たちなんか、なんか高校野球の男の子たちみたくって
もう胸キュンってな感じで、仕舞には
息子を応援するお母さん的な気持ちで見てしまいました(笑)。

で、そんな試合の様子を生中継で見ていて思った。
やっぱり生放送に勝るドキュメンタリーはないよなぁと。
生だからこそ胸に迫る現実。
生だからこそ応援しているテレビのこちら側の気持ちも
選手の気持ちと一緒になれるような気がする。
女子ソフトの選手たちが金メダルを決めたとき、
故障で出場を辞退した内藤選手や、
放送席の元監督、宇津木さんに向かって
手を振っていた選手を見て、解説の宇津木さんが
感極まって、涙声になっていたがそれを聞いていて、
わたしも思わずもらい泣きしてしまいましたよ。

彼女たちの気持ちと宇津木さんの気持ちが
生だからこそ、リアルに伝わってきたような気がするのよねぇ。
やっぱりこういうのを見ると、CMやスタジオのMCの大騒ぎは
必要ないよなぁと改めて思っちゃいます。
もうこれ以上のエンタティンメント、ドキュメンタリーはないからね。

だからこういった感動の後に作られるドキュメント番組は
見ていてちょっと興ざめしてしまう。
特に最近のは、何が何でも感動させようと、
ナレーションで盛り上げたり音楽で盛り上げたり、
あげくに演出まで加えたりする。
本来のドキュメンタリーの意味が失われ、
もうドラマである(北京オリンピックの開会式もか?)。
でもそんな小細工なんかいらないよなぁ、本物は。

sofrball.jpg

まぁそれはそうと、昨日の男子リレーは銅メダルよかったですね。
なんかこのところ男子の活躍がちょっと目立たなくなっていたから、
うれしいですよね、メンズも頑張ってるんだなぁと。
このリレーチームも、「朝原さんにメダルをあげたい」って気持ちが
銅メダルに結びついた・・・というような新聞記事を見たんだけど、
そんな気持ちが報われてよかったですね。

それにしても夕べの陸上の生中継。
女子走り幅跳びと女子5000mの決勝をやってたんだけど、
視聴者がザッピングするまでもなく、中継がザッピング状態で、
(スイッチングですね)アナウンサーや解説者も
ころころ切り替わって、これはこれで面白かったっす。
これも生中継ならではですねぇ。

しかし『生』の辛いところもある。
女子ソフトボールの試合が終わり、
表彰式まで少し時間があるというので、
一旦スタジオに戻ってきた。
担当は、一橋アナとイケメン度を
二分するんじゃぁないかと思われる鳥海アナ。

感動をひとしきり伝えた後、
視聴者からのFAXなどを紹介しつつ
表彰式の始まるまでの時間を繋いでいたのだが、
いっこうに表彰式は始まらない。
次第に彼も辛くなってきたに違いない。
目を白黒させながら、ひたすらFAXを紹介し続け、
ダイジェストの映像を流し・・・
そして冷や汗も流し続けたに違いない。
あげくに「表彰式、まだ始まりませんね・・・」と
弱腰とも思えるコメントまで・・・(笑)。
ホントあの時ばかりは、彼の気持ちが辛くって、
わたしもテレビの前で冷や汗流しながら、
早く表彰式よ始まれっ・・・と祈ってしまったkomadamuでした。

さて、明日はなんだかんだといっても最終日。
閉会式は果たして、どれだけ『演出』がなされているのか、
気になるところである。



orinpib.jpg


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