SSブログ

囚われたところで、ガチンコ勝負のドラマがはじまる・・・究極のオリジナルなのか・・・ [てれび]

とうとう7月になってしまいましたねぇ。

気がつけば、春からのドラマも一通り最終回を迎え、

(CHANGEはまだやってるか・・・)

暇になったかと思いきや、毎晩ウィンブルドンに

深夜一人もりあがっているkomadamuなのである。

 

おかげで、いまだ寝不足の日々。

とくに今年のウィンブルドン。

毎年放送しているNHKに加え、

今年はWOWOWも初めて放送することになったので、

もう、見た試合がたいていみられるし、

ごひいきのナダルも順調に勝ち進んでるし♪

うれしい限りである。

 

で、ウィンブルドンだが日曜日は試合がお休みだった。

ミドルサンデーである。

おかげで、ぽこっとあいた日曜日の夜。

これ幸いにと、たまってた

「おせん」と「絶対彼氏」の最終回をまとめてみたんだが・・・

 

まぁ、「おせん」は意外に面白かったのに、最終回は中途半端だったなぁ。

思わず「なんじゃこりゃ」っておっきな独り言いっちゃいました(笑)。

「絶対彼氏」は、ことのほかモコロボが良かったなぁ。

おもわずウルウルと机の足を握りしめてたもん(笑)。

でもどっちも漫画原作。

やっぱりオリジナルドラマがそろそろ頑張って欲しいよね。

夏のドラマに期待したい。

 

そんな訳で、今注目してるのが、

現在WOWOWで放送中の(今週はお休みだけど)

「囚われつかじ〜13人の容疑者〜」



torawareP.jpg

前回同様、シナリオなし、リハーサルなしの

究極のオリジナルドラマ(大げさか(笑))なのだが、

今回のエチュードの形式は前回よりもさらに難しくなってる。

 

設定は、身に覚えのない罪で投獄された囚人つかじが、

毎回やってくる容疑者から自白を引き出せたら、

牢屋から出してやるとキタロー扮する看守から言われ・・・

 

前半は、容疑者となるゲストから

事件の背景や被害者との関係などを

囚人つかじがあの手この手で引き出して行く。

そして後半では、そうして収集した情報をふまえた上で

鈴木拓扮する幽霊によって“特殊な力”を得たつかじが

被害者となって、事件を再現し犯人の犯行が再現できたタイミングで

看守キタローが登場して、犯人をしょっぴくってな感じです。

 

これを見ていて、ふと思い出した。

ガラカメ、そう「ガラスの仮面」である。

その中でも、大都劇場の「夢宴桜」に代役として立った

北島マヤがすりかえられた台本によって

舞台の上で窮地に陥るが、姫川亜弓の助けもあって、

絶対言わなければ芝居が進まないという、重要なセリフを言うところまで

亜弓vsマヤのガチンコのエチュードが

(この場合エチュードといっていいのかな?)繰り広げられるという話。

 

これは芝居の筋を知る亜弓が

マヤとのセリフのやりとりのうちに筋書きを理解させ、

その流れの中から湧いてくる感情によって

最後は舞台からはけるきっかけのセリフを言うまでを

亜弓は導いていき、それにマヤは見事に応える、

スリリングな舞台である。

 

今回の「囚われ~」はそんな印象がある。

つまりゲストの犯人は、自分がどんな人間で

被害者とはどんな関係で、どうやって殺したかを

ある程度想定してエチュードに臨んでいる。

いっぽう囚人つかじは丸腰である。

が、一見有利なゲストも、つかじとのやりとりから

ほころびが出たり、想定外な方向へと進んでしまったり

(ここらへんは、亜弓さんとはちがうかな(笑))

第1幕ではそのストーリーのあらすじが見えてくる訳。

 

そしていよいよ真相が明らかになる第2幕。

この2幕のお約束は、ゲストの犯人が

最後にはつかじ扮する被害者を

手にかけなければならないのだが、

これがまた、そのラストに至るまでの流れを

いかに持って行くかが、難しい。

基本的に前半のエチュードの段階で、

どんなふうに殺めたのかは分かっているのだが、

なにしろ被害者が犯人に殺意を抱かせる理由が

ゲストの証言でしか分からないから、

被害者を演じる囚人つかじは

相手との呼吸や間合いを計りつつ着地点を探り、

ゲストとつかじが「ココ」ってタイミングで

犯行に至るって感じで、

まさに北島マヤと姫川亜由美状態なのですよ。

 

で、ゲストはうまいことエチュードを運ばなくちゃならない。

実は今回はゲストの方が大変なんじゃないかなぁ。

そりゃ、とっととつかじの後ろに回って

首に手をかけたっていいんだけど、

それじゃぁ芝居として成り立たない。

例えば、売り言葉に買い言葉的な展開や

言いよる、問いつめる、罵倒するなんて展開があった方が、

断然エチュードの緊張感も高まるし面白い。

そして、その落としどころが面白くなければ

被害者つかじは、簡単に殺されてくれない。

 

つまり、笑いを取ろうとか、こっちの方向へ話を持っていこうとか

よけいなことを考えるとなかなか終れない、

むしろ、本当にその想定した犯人になりきって

エチュードをしていけばいくほど

面白くなっていく、そんなドラマです。

 

だから、今回の「囚人つかじ~」は

ゲストによってストーリーの完成度が

全然違っちゃうってとこが面白いです。

で、いままで見たなかで一番よかったなぁと思ったのが、

森山未來くんだろうか。

最後に人妻を手にかけるあたりなんかの緊張感は、

本当にドラマのようだったな。

やっぱり俳優さんとしての五感が優れてるんだろうな。

2話目のゲストの方とは雲泥の差でした。

 

そんな訳で、現在ウィンブルドンで中断中だが、

また、7月9日から再会されるので楽しみです。

ちなみに9日のゲストは小池栄子さん。

校長殺しの容疑だそうです。

どんなんして校長を手にかけるのだろうか。。。

それと、一挙放送を7月12日、19日、26日と、

(8月にもありますよん)

やるそうなので、見逃した方はチェックしてね♪

夜更かしになるけど(笑)。

 

つかじの無我 12人の証言者1

つかじの無我 12人の証言者1

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD







こちらは前回の「つかじの無我」これまた面白かったです

裸の大将~放浪の虫が動き出したので~

裸の大将~放浪の虫が動き出したので~

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD




裸の大将もはまり役だよなぁ。

間宮兄弟(通常版)

間宮兄弟(通常版)

  • 出版社/メーカー: アスミック
  • メディア: DVD
間宮弟もかわいかったッス♪

 


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。