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つかじの無我って・・・ [はまどら]

深夜何気なく見たNHKの「ふだん着の温泉」って番組名を
「ふだん着の温水(ぬくみず)」って読んでしまったkomadamuです。
いや、「ふだん着の温水」ってのもありかな・・・(笑)

さて、相変わらずマニアックなテレビ番組にはまる
komadamuなんですが、
セクロボも時効も最終回を迎えてしまった今、
ハマドラといえば・・・WOWOWで放送されている
不思議な連続ドラマなのである。

 

エチュード

ちょっとエレガントな響き
少女マンガのそうバレエマンガのタイトルに使われそうな
単語である。

音楽などの練習曲や絵の下絵。
演劇などの即興劇などの意味があるのだが・・・

つかじの無我〜12人の証言者〜
(火曜深夜0:00~0:30 WOWOW)

しかしここで行われるエチュードは
塚地無我とゲストの俳優・タレントたちとの間に繰り広げられる
壮絶な戦いでもある。

全13回のこのドラマ、すでに10話は放送されたので、
残すところあとゲスト出演分2話と、
塚地氏の推理を語る最終回のみなのだが、
果たして無事に最終回を迎えられるのだろうか。

ストーリーは
とある古アパートでおこった殺人事件。
この事件に疑問をもったノンフィクション作家の塚地が
事件の真相にせまるべく、
その事件のあった部屋に引越調査を開始したのが、
やっと真犯人にたどり着いたと思ったら、
事件を調べた取材ノートとともに、
その1年間の記憶をすべて失ってしまい、
真犯人が解ったということだけが解っている、
そんな状態から物語がスタートしたのだが・・・

主人公の塚地はみなさんごぞんじ
お笑いコンビ「ドランクドラゴン」の
塚地武雅。
アパートの大家にシティーボーイズのきたろう。
(めだまおやじの息子ではない・・・)
この大家はいつもトイレで
へんてこなことを言っては塚地を翻弄している。
そしてアパートの住人で
向かいの部屋に住んでいる鈴木拓。
いつも途中でなんとなく出てきては
塚地につっかかっている。
が、レギュラーで出演する他は、
毎週ゲストが登場し、ストーリーが展開していくわけだが・・・

基本的に台本なしの、すべてアドリブで進む
ドラマなのである。
果たしてどこまで段取りが決められているのか、
放送作家が影に存在するのか、
少なくとも番組上はそういったものは
存在しないとされている。

となると、ゲストはあらかじめ
出演前に起こったドラマのストーリーをふまえ
自分なりの役柄の設定をもとに
塚地と芝居のエチュードを進めていく。

たまに素の笑いももれたりもするが、
ゲストはほとんどで
その自分の設定した役柄に徹し、
一方塚地氏のほうも、記憶がない設定だから、
あらゆる切り口からなにかをつかもうと
ゲストにたたみかけていく。
その塚地氏のゲストを追求し、
それに対応しているゲスト様子は
予想の付かない会話とリアクションに
見ている方も結構緊張する。

いままで出演した方々は、
大倉孝二さん、佐藤江梨子さん、生瀬勝久さん、
余貴美子さん、石塚英彦さん、岡田義徳さん、
清水ミチコさん、中村獅童さん、YOUさん、
そして前回は温水洋一さん。
そうそうたる、そして
一癖もふたクセもあるメンバーである。

彼らゲストたちは、
事件の真相を知っているかも知れない、
はたまた、事件の鍵を持っているかも知れない、
いや、なんにも関係ないかも知れないのだが、
いまだ、ドラマは混沌として
真相に近づいているらしいのだが、
見ている方は全然真犯人が
検討もつかないのよね、これが。
きっと演じている本人もわかっていないのかも。

YOUさんの時なんか
どうやら収集がつかなくなったのか、
最後には大家のきたろう氏がでてきて
「もういいけげんに帰りなさい、
      みんな疲れるから・・・」
って、みんなって誰(笑)?
30分の番組なのだが収録は
1時間30分におよぶこともあるそうな・・・

そしてすごいのは、塚地氏のエチュード。
ある意味まるごしで、その謎の人物たちに
対峙するのだから、驚いたりあぜんとしたりしながらも
それでも追求の手をゆるめず頑張っている。
かなりの反射神経である。

そんなわけで、あと3回となったこのドラマ、
果たしてどんな結末が待っているのか、
気になる訳なのだが、
あのヘンテコな大家のきたろう氏や
やたら「うるさいうるさいっ!」とがなっている
住人の鈴木氏の動向も気になるところである。

ちなみに本日深夜に第6話〜10話の再放送があるので、
ご覧になれる方はどうだろう・・・つかじの無我。

ちなみに温水さんのイカサマ霊媒師は
ふだん着の温水さんではないイカサマぶりが、
結構面白かったkomadamuでした♪

つかじの無我 12人の証言者1

つかじの無我 12人の証言者1

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2007/07/18
  • メディア: DVD


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