今年は大人のための大人買いか?東京国際ブックフェア2009だぞ!! [ほん]
お台場に実物大ガンダム登場ってすっごいなぁ・・・・って実物っていうか
これって実物大っていうのかなぁkomadamuです。18mもあるんだって。
今日から夏休みいっぱい無料公開らしいが、
そうそう来週末には早くも一学期が終わり、夏休みがスタートする。
娘と言えば、小学校2年生にしてすでに期末のテストがあるってんで、
四苦八苦している。(といっても「さんすう」と「こくご」だけだが)
1学期に習った漢字は87文字(多っ)
算数も3桁引く2桁のひっ算とかあって、
宿題だって答えをチェックするのに、
思わず計算機を手にしているkomadamuです。
だって、もう頭真っ白になるんだもん(苦笑)。
そうそう、夏休みになるともれなく
「夏休みの宿題」なるものがだされるのだが、
数ある宿題の中に今年もあるらしい、本を10冊読むっていう奴。
10冊ねぇ・・・って、
いま小学校2年生って一体どんな本を読むんだろう?
ちょっと前までは絵本ばっかり買い与えていれば良かったのだが、
最近は絵本より文字の多い方がいいらしい。
より複雑なストーリーを求めているのだろうか・・・
つまんないなぁ絵本いいのになぁ・・・
とはいえ、なにか良い本なぁいかなぁ〜〜っつんで
今年も行って参りました夫と2人で
今年は一般公開日(11日と12日)に先駆けて、
初日の9日午前中から行ってきたんですよ。
いや、さすがに初日の午前中は人出もそんなにないので、
比較的ゆっくり見られました。
イベントとかは一般の日の方が楽しそうなんだけど、
土日とかだともう、さながらデパートのバーゲン会場のごとく
おじさんおばさんを押しのけなくちゃならなくなるブースがあるのでね。
とはいえ、やっぱりこのブックフェア、
ほとんどの書籍が20%offで購入できるから、
毎年行っちゃうんですよね〜
でもね今回のブックフェア、やっぱりなんだかちょっと
元気がないような気がしてしまったの。
なにしろ最近特に活字離れって言われてるでしょ。
電車の中だってみ〜んなケータイを凝視していて、
(ある意味、異様というか異状な風景だよね)
本を読んでる人って少ないもんね。(ま、私も人の事言えないが)
しかも活字離れどころか、私なんか本屋で購入する離れをしている。
本は買うんだけど、ほとんどインターネットで購入してるし、
最近は雑誌すらネットでお取り寄せ状態です。
だって、500円くらいの雑誌でも、コンビニ受取なら送料無料だったり、
ポイントがたまったりするんだもん。
本屋さんで「あっこの本欲しいっ」って思った本があっても、
その場で買わずにネットで買ってるしな。
本屋さん、ホントゴメンナサイ。
ポイントに弱い私を許して。。。。
だけど本はよく購入してるんですよ〜出版社の皆さ〜ん
(ひたすら積ん読状態の本が増えているのだが)
さて、会場なのだがいつもの入り口を入ったところから、
ちょっと異変が・・・
なぜなら、毎年一番最初にいただいている紙袋。
(なかにチラシとか入ってる宣伝用の紙袋。後に購入した本が入れられる事になる)
そう、あの「漢検」の紙袋が今年はなかったんですね〜。
(少なくとも初日は)
いつもは「250万人の漢検」って書いてある
黄色い紙袋を配ってるのに、(去年の記事に書きましたが)
今年はなかったんですよ〜。
きっと“あの問題”で、250万人いなくなったちゃったのかな?
なんかぐぐっと控えめなブースの様子でした(黄色は目立ってたけど)
そいうや例年会場内ではチラシとかの入った紙袋が無料で配布されていたんだが、
これ、何となくなんだが今年はちょっと減ったような気がするなぁ。
今年は夫が名刺交換でゲットしたSANYOの不織布製バッグを一個もらったくらいかな。
(他でも配ってたんでしょうが我が家は今年は一個だけ)
後は、書籍購入時にエコバッグをもらったくらいかな。
去年は紙袋だけでも5〜6個、スカイクロラの紙袋なんか3個ももらったし。
全体的に盛り上がりに欠けてるなぁって思うのはその辺りのせいなのかな。
不景気なのか・・いやいや環境に優しいブックフェアなのか、
そして小さな出版社はそれなりに、
大手の出版社もそれなりのブースで展示してるんですけど、
なんかね、大手の出版社のブースは、
フツーの本屋さんが出張してしてきたの?って感じで、
まぁ一般の日になれば、大勢の人で賑わうんだろうけど、
今ひとつ盛り上がりに欠けるんだよなぁ。
新潮文庫のブースなんか、太宰治氏と山崎豊子氏の文庫しか
置いてなかったようだったな。他のあったのかしらん・・・
あえて、特徴を出したかったのかもしれないけどね。
新潮文庫の100冊とかは高校生の頃から集めてたから、
今年の100冊くらいは並べておいて欲しかったなぁ。
それにしても今、太宰治は人気高いよね。
新潮文庫もそうだけど、角川文庫にもいろいろな作品が並んでいて、
あぁそういやこんな作品もあったっけって、
思わず手に取ってしまいました。
そうそう、角川文庫の太宰治シリーズはなんと、
表紙が梅佳代さんの写真のものが並んでました。
(あれ?マツケンの表紙もなかったっけ?あれは宮沢賢治のシリーズか)
内容と全然関係ないっぽい写真なんだけど、
これ、全巻揃えると梅佳代写真集の出来上がりだな。
(そういやずっと前「うめめ」の記事書いたなぁ・・・)
ある意味全部欲しいかも(笑)。
「走れメロス」の表紙なんか、自転車乗ったおじさんが
犬を散歩させてる写真なんだもん。
その犬が「メロス」か
ちなみにカバーデザインは祖父江慎さん。
このかたのデザインは好きです。
で余談ですが、パラパラ見てて思ったの。
最近の太宰とかって読みやすいかもって。
だって文字が心なしか大きいし、ルビもたくさんふってるし、
行間なんかも広いし。
昔の文庫なんか、小ちゃい文字で、
難しい漢字が並んでて、言葉も古めかしくて難解で
もうページめくっただけで「難しい」感が漂ってたもんなぁ。
でも今のならもう一度読めそうだし、理解できそうだな(笑)。
さて、その他の小さめの出版社のブースは例年通り、
たまに掘り出し物の本の発見もあったりして、
各ブースをプラプラとまわってみるのは面白かったです。
たしか筑摩書房だったと思うが(ちがってたらゴメンナサイ)、
5000円相当の本が数冊袋に入ってなんと3000円っていう福袋がありました。
本の福袋は初めて見た。ビックリした(笑)。
おトクなんだけど、あいにく欲しい本が入ってなかったので
買わずに来たんだけどね、ちょっと残念(笑)。
そして児童書なんだけど、今年の私は盛り上がりませんでした
なにせ欲しい絵本は去年までに結構買っちゃっていて、
毎年同じような本が並んでいるので、もうあまり目新しくなくなってるんですよ。
出店している出版社も同じなのでね。
それにそろそろ娘が絵本から卒業しつつあるから
モチベーションも下がってきてるしなぁ・・・
絵本もね、マンガっぽいイラストのものが増えてきていて、
確かに色合いとかは綺麗なんだけど、味がないっていうか・・・ね。
大人が欲しいって思えるような絵本がたくさん出るといいのにな。
っと、大人のくせに絵本好きな私は思うのですけど。
それに残念だったのは、毎年この児童書コーナーのあたりで
出店していたお気に入りのお店、「プチグラパブリッシング」が
今回は出店していなかったみたいなのと、
もう一店、去年「サンバな生活」っていう本をかったお店も
(たぶん「skyfish graphix」っておうお店だと思う)
出店していなかった事かな。
この2店は可愛い雑貨とか、絵本も可愛いのがたくさんあってお気に入りだったんだけど、
やっぱり最近はネットショップとかがあるから、
わざわざブックフェアに出店しなくてもいいのかな・・・・
寂しいわぁ・・・
で、相変わらず活気があったのはが洋書バーゲンコーナーですかね。
それにしてもなんざんしょあの方々は
とにかくですね、片っ端からめぼしい洋書を大量に抱え込み、
(本の入ってる段ボールから根こそぎ持っていく勢いですね)
壁際に自分たちの陣地を作って収穫した洋書を積み上げてるんですよ、
20冊30冊とかくらいづつ。
で、ゆっくり吟味して戻したりして(牛の反芻じゃないんだから)。
あの方達は一体どんな業種の方なんだろう。
多分洋書を扱う書店の方?かな・・・
一組は教職員の入場パスを首から下げていたけど・・・
ちょっと子どもみたいでズルイなぁそのやり方は。
しかし厳しい生存競争の中では仕方がないのか・・・
なぁんて思いつつ、今回も洋書バーゲンコーナーから突入したkomadamuです。
という訳で大人のための大人買い今回はこれだけ買いました
『Bears 』
「Bears」という単語の簡単な言葉遊びのような絵本。
手書きの感じが暖かくって可愛い挿絵は、
私の大好きなセンダック。
これでなんと300円でした
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こちらは何とも言えないタッチの挿絵と1000円という事で、
思わずお買い上げ。
Mung-Mung: A Fold-Out Book of Animal Sounds
- 作者: Linda Sue Park
- 出版社/メーカー: Charlesbridge Pub Inc
- 発売日: 2004/02
- メディア: ハードカバー
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こちらもひとえに挿絵に引かれてゲット1400円なり。
どうやらお手紙に関するストーリーなのですが。。。
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そしてこちらの絵本のCDブック。
教科書にも載っていて娘のお気に入りの
『ふたりはともだち (ミセスこどもの本)』の英語版ですね。
(っていうか英語版の方がオリジナルだよね)
こちらは500円でゲット(ちょ〜お買い得)
Frog and Toad Are Friends Book and CD (I Can Read Book 2)
- 作者: Arnold Lobel
- 出版社/メーカー: HarperFestival
- 発売日: 2005/06/01
- メディア: CD
そっそしてその主人公の2匹。
- ショップ: りとるまみい[木のおもちゃ雑貨]
- 価格: 1,890
- かえるくんとがまくんのぬいぐるみが、なななんと
去年のチッピーと同様、段ボール箱の奥底にゴロンと私を
待っていてくれたではないか
ってことで、迷わずつれてカエルってこちら1600円でゲット(こちらもお買い得)
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そしてこちらは普通のバーゲンブックコーナーでは
ラブリーなうさぎさんとお値段で思わずお買い上げ、790円なり。
あぁ、こうして買い集めた洋書の絵本。
結局今回も自分の好み、趣味の収集となってしまっ多野だが、
果たして娘はいずれ読んでくれるのだろうか・・・
英語頑張ってね(笑)。
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さて、今回購入した洋書以外の絵本はコチラの一冊のみ。
このかたの挿絵が好きなので今回は『おやゆび姫』
水彩のタッチで描かれた挿絵は、見ているだけでも癒されマス。
このバーナデットさんの絵本は他にも『雪の女王』
と『ブレーメンの音楽隊』を持っています。
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そしてこちらは童話と言っていいのでしょうか・・・
お気に入りのセンダックの挿絵ですが、ちょっとダークな感じのイメージ。
こちらも20%offおまけにみすず書房のエコバッグもいただきました
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そして今まさに娘がガッツりハマっている、
しかし親にとっては地獄の泥沼状態に陥るこのシリーズ。
『レインボーマジック』の
この『レインボーマジック』シリーズ、私が把握しているだけでもすでに49巻まである。
しかもスペシャルブックとかもあって、もう際限がない。
まぁ、小学校2年生の子どもでもあっという間に読み切れる程度の薄い本なのだが、
(スペシャルは3冊分くらいある)、何しろ多い。
もうガラスの仮面もビックリだ(笑)。
それにしてもまだ15巻までしか(娘には9巻まで)たどり着いていない、
まだまだ先の長いこの話、これで全巻揃える事になると・・・
こういう本こそ20%offの時にゲットしたいですな。
(ある意味今回の目的はこれだったと言っても過言ではない)
でも、レインボーマジックのハンドタオル、おまけにもらっちゃいました
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さて、まだまだお買い上げ一般書の部門です(笑)。
思わずパンダのYoonda?エコバッグ欲しさに買ってしまった・・・
こちら、10月に映画が公開されるとの事。
主演は浅野忠信、松たか子、監督は根岸吉太郎氏出そうな。
他のキャストも面白そうです。映画『ビヨンの妻』はコチラ。
そしてもう一冊は『津軽 (新潮文庫)』
新潮文庫は20%offではなかったんだけど、
2冊買うとYonda?のエコバッグがもらえるってんで、
角川文庫の太宰も気になったのだが、思わず新潮文庫でゲット。
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この本はサイン本だってことと、
この作者のデビュー作を持ってるというご縁でゲット。
『喋々喃々』
ブックフェア限定サイン本という特典付きで20%off。
特典という言葉に弱いから・・・
ちなみに前作『食堂かたつむり』、こちらも今度映画化されるそうです。
映画の情報はポチッとコチラ。
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そして以前より欲しかった、でもなかなか踏ん切りがつかなかった一冊。
著者の池上彰さんは以前『週間こどもニュース」で
お父さんとして難しいニュースを分かりやすく伝えてくれていました。
今もニュース番組とかで解説していますよね。
大人向けの番組でも分かりやすくっていいですよね。
なので欲しかったんですよ。
で、20%offなので迷わず買っちゃいました。
そしたらマイ箸とブックカバーをもらっちゃいました(ワーイ)。
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そして高山なおみさんの本も欲しかったので。
去年は『日々ごはん〈1〉』を買ったのですが、今年はコチラ、
『野菜だより』
本当は『今日のおかず』が欲しかったのだが、
立ち読みして言ううちにコチラが欲しくなったので。
(特に夫が食べたいというレシピがあったもので)
こちらも20%offでエコバッグもいただきました。
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って、なんだか全体的にエコなおまけが集まった今回のブックフェア。
(エコバッグは3個もいただきました)
ちなみに一番エコっぽかったのは、小川糸さんのサイン本。
本に巻かれた帯は手書きで、「ブックフェア限定 小川糸 サイン本」とありました。
実はこれ、裏を返すと何か他の本の帯だったらしく、
レッドクリフPartⅡの映画の宣伝と、
三国史群雄ビジュアル百科の宣伝が印刷されていましたもん。
思わず拍手〜
まぁそんなこんなで今年も結構大量に購入してきましたが、
やっぱり全体くまなく隅々まで見ようと思ったら、
もう1日欲しいくらいのブックフェア。
「最近本を読まないなぁ」と思う方もぜひ一度足を運んでみてください。
(って別に宣伝する訳じゃぁないのだが)
多分JUNKUDO池袋本店くらい広いんじゃぁないかなぁ(笑)。
すんごくくたびれたもん(もう年なもんで)。
夫と二人、重い収穫物を抱えつつ(気持ちは軽いんだけど)
かえるくんとがまくんよろしく、二人仲良くまったりと帰路についたのでした。
っとはたと気がついた。
娘の夏休みの宿題用の本は結局一冊も買わなかったじゃん
さすがにレインボーマジックは宿題っぽくないし、
おやゆび姫はタイトルだけだと子どもっぽいから内容の充実度は
先生に伝わらないような気がするし。
まぁ、とりあえず娘は図書館にでも連れてきゃぁいいやっと思う
自分だけ満足したkomadamuでした。
それにしても、今日行けばガンダムも見られたのになぁ・・・
しまった。。。
梅佳代さんの写真表紙に使ってるんだー!
ちょっとどんなマッチングさせているのか気になるので、
今日あたり書店に行って見てみます~
by にこちゃん (2009-07-13 15:14)
にこちゃんさん!こんにちは♪
この梅佳代さんの表紙は、太宰治生誕100周年フェアってことで表紙になってるらしいですね。あ〜やっぱりジェケ買いならぬ表紙買いしてしまいそうなシリーズだ(笑)。
by komadamu (2009-07-13 17:47)